研究会趣意

血流会は心臓血管系の「血流」の動態を研究することにより、循環器疾患の診断と治療の向上を目指す研究会である。本研究会は昨今の循環器画像診断領域における血流可視化技術の飛躍的な進展を受け、その基礎技術基盤の向上と臨床応用とを目指す学際的な研究会として、既存の研究会である心筋会の姉妹会として発足した。心筋会が「心血管病の画像情報に基づく血行動態解析の研究とそれにかかわる診療の発展向上、および各地域における健康増進を図ること」を目的としているのに対して、本会は同じく循環器画像診断技術に基づき血流動態を解明し循環器診療へ適用することを目的とするが、本会の趣意として「血流」をキーワードに基礎学問から臨床応用に至るまで、幅広いテーマを扱い、専門領域間の横断的な交流を持つことを目的とする。

具体的には以下のようなテーマを扱う

・超音波やMRI(Magnetic Resonance Imaging)などの血流計測などの基礎技術
・流体物理学や心臓血管系の流体シミュレーションなどの物理学・計算科学
・心機能・脈波の伝搬・末梢血管応答などの循環生理学
・弁膜疾患や心筋疾患等の各種循環器疾患における病態生理学
・単心室修復における肺循環などの先天性心疾患の血行動態
・心臓血管外科手術術式と手術後血流・心機能の評価

専門領域の垣根を越えた学術交流を通じ、新たな視野と創造的な学問領域を切り拓き、循環器疾患の診療と治療に飛躍的な向上をもたらすことが本研究会の目的である。